自家農園カフェ実現をめざし
励む夫婦の想い
profile
兵庫県神戸市出身。旦那様は、10 数年アパレル関係の仕事に従事。奥様は和歌山県出身で約10 年間雑貨関係の会社に勤務。三木市に移住後、市内の農園で農業研修生として勤務しながら、休日を利用して別所とれとれ市場(毎週土曜日)や様々なイベントで移動型カフェ「birica」を出店している。
移住のきっかけ
神戸市出身で三木市には何度か遊びに来ていて、昔からなじみがありました。移住した細川町は田園風景が広がる地域ですが神戸も近く、大阪へも交通機関を使って1 時間ほどで行けます。田舎暮らしをしながら都市部までも近くこんな場所があるんだ!と思ったことが移住のきっかけです。
三木市で生活してみて
三木市は自然に囲まれていて、子どもにとっても過ごしやすい場所だと思います。また、お店を始めてからは今までお話しする機会のなかったお客様とふれあうことが増えましたし、アドバイスをいただくこともあって楽しいです。
起業に向けて
夫婦で店をやりたい。やるならとことんこだわって自分たちで納得のいく食材から作りたいと思い、三木市内で農園を開いている友人に相談し、農業研修をする傍ら、市内のイベントでカフェを出店していました。それを新聞で取り上げていただいたことから毎週土曜日にとれとれ市場でカフェをやらせて頂くようになりました。また、日曜祝日にもイベント出店するなど積極的にと入り組んでいます。農業研修に一区切りがついたら自分たちで農業を始める準備をしています。近い将来、自分たちの農園の開業とそこで作った作物を使ったメニューを出せるお店をオープンすることが目標です。
「夢かなうひょうご」より
「田舎暮らしの本」より
生まれ育ったまちで
ふるさとの魅力を発信
profile
三木市吉川町出身。高校の夏休みを利用し、単身オーストラリアに旅立ち、異文化に触れる。
大学卒業後、エミレーツ航空で客室乗務員として勤務。故郷の魅力を人々に伝えたいと思い11年ぶりにUターンし、2015年10月に吉川町に農家レストラン「和輪笑」をオープン。
移住のきっかけ
大学卒業後、航空会社に勤務する中で様々な国の方に、日本の話をする機会がありました。故郷の吉川町の美味しい野菜やお酒、リラックスできる温泉がある。そう話をしているうちに地元に帰りたいという気持ちが芽生え、気づいたら戻りたい! 自分の生まれ育った故郷に恩返ししたいと考えるようになりました。
三木市にUターンしてみて
昔の印象と変わらないです。正直、地元に戻るときは快く迎えてくれるか不安でしたが、実際は声をかけてくださったり、自分の事を覚えてくださったりで、改めて三木市の人の温かさを実感できました。自分が前向きだとみんなが気にかけてくれるまちだと思います。
起業するまでの流れ
故郷で何かしたいという想いはありましたが、自分一人ではできないと思いました。そこで市役所に勤務する友人に尋ねると、三木市には起業の相談に乗ってくれる「中小企業サポートセンター」があることを教えてくれました。
そこで「海外の人に日本の良さを伝えたい。ふるさとの魅力を発信したい。」その想いを起業や経営の専門家の先生に伝え、相談する中で日本の家庭料理が食べられる農家レストランのスタイルができあがっていきました。
人の繋がりで新しいものが生まれるということは、本当に素敵なことだと思います。苦労もありますが、人生一度きりなのでやりたいことに挑戦してみるのもいいと思います。
快適な住環境をもとめて
たどり着いた場所
profile
4児の母。4年前に家族で三木市に移住を決意。休日には三木市のイベントに参加したり、子どもを公園に連れて行ったりして、充実した日々を過ごしています。
移住のきっかけ
当初は神戸に引っ越す予定でしたが、人も多く道も複雑で実際に住むイメージが沸かず、兵庫県内であちこち探してみました。なかなか納得いく場所に巡り合えない状況の時、三木市を訪れました。すると以前住んでいた場所と似た雰囲気で緑豊かで、高いビルもなく、家族で暮らすのにピッタリの環境だと思いました。
三木市の魅力
子どもたちをのびのびと遊ばせてあげられるのが一番です。自然の中で駆け回る子どもの表情を見ると笑顔がこぼれます。それに、のどかな風景を眺めていると心がホットします。
三木市で生活してみて
最初は何もわからない状況で不安もありましたが、三木市は子育て環境が整っていて、近所の方もとても親切なので家族で生活するには最高の場所だと実感しました。
子育てに関しても子どもが4人いるので市役所の方にいろいろ相談に乗ってもらったり、三木市の子育て支援サポート案内についても親切に教えてくださりとても安心しました。
市内には大小さまざまな公園があちらこちらにあり、その日の気分でこっちへ出かけたり、あっちへ出かけたりしています。
公園一つにしても遊ぶ場所にバリーションがあって楽しいです。子育てするうえで環境面でも三木市に移住して良かったと実感しています。
アクセスのしやすさと
充実の子育て支援が決め手
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乗馬インストラクターとして大学で指導する傍ら、三木市で馬術用グローブの販売会社を経営。三木ホースランドパークで開催される競技イベントには選手として出場している。
移住のきっかけ
職場へ通勤しやすいということもありますが、決め手は子育て支援や環境面で、子どもたちを安心して育てられる場所だと思えたからです。また、乗馬関係の仕事をしていて、三木ホースランドパークはオープン当初から利用していて移住前から三木市には縁があったと感じています。
三木市にIターンしてみて
アクセスの良さが大きな魅力です。神戸まで40分でいけるし、加古川や姫路も1時間かからないです。以前住んていたところは自然が多くて子どもたちには良い環境でしたが、陸の孤島だったので買物に行くのもひと苦労。三木市はほど良く自然があり、公共・医療施設が揃っていて暮らしやすいまちです。
三木市で生活してみて
休日は家内と子どもたちは三木市内のイベントや祭りによく出かけているようです。子どもがのびのびと遊べる環境が三木市にはあるのでいいです。
それに、子どもの医療費助成や保育料軽減といった子育て支援も充実していて子育て世帯にはとても有難いです。
また、馬術用グローブの販売会社を始めた時に、仕事で特許を取得する際に市の方が協力してくださったり、三木ホースランドパークの競技会イベントの際に出展させていただくなど、いろいろな場面で協力していただくことがあり、三木市で起業して良かったと思います。
東京から三木市へ
リモートワークで広がる企業の可能性
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三木市出身で学生のころから何らかのジャンルで独立したいと考えていた。電機メーカーや広告制作会社を経てアプリの企画デザインの世界へ。独立を考え始めると同時にUターンも考えるように。
移住のきっかけ
アプリ企画デザインの会社を起業しようとしたときに、東京では物価が高く、住む場所や事務所を借りて事業をスタートさせるのが無駄だと感じてU ターンして起業することを考えるようになりました。
また第一子が誕生した際、家族で三木市の私の実家に里帰りしました。その時に1週間実家にいましたが、ここでも東京都と変わりなく仕事ができると手ごたえを感じたのでUターンを決めました。
三木市で起業してみて
現在ではリモートワークを導入し、法人として社員・外部パートナーあわせて10名ほどで活動しています。
オンラインのタイムカードを使うことで、国内だけでなく海外の製作スタッフとも協力しています。
リモートワークには仕事によって居住地を決められないこと、通勤がなく時間が有効に使えることなどのメリットがある反面、自己管理が重要なため「メンバーの見極めが難しい」「目標やビジョンを共有することが必要」という課題もあります。それでも、制約の少ない働き方は、今後も増えくるのでないかと思います。
今後は、都市部ではできない地方ならではの事業なども手掛けてみたいと考えています。